お姉ちゃんのアップルパイ

私には3歳下の妹がいる。
小学生の頃、両親が仕事に行っている間アップルパイを作ってみようと思った。

母に買ってもらった本をくびっぴきで作ってみた。
妹はそばで見ているばかり…アップルパイがオーブンから出てきた時2人で「わぁ~」とさけんで喜んだ。

包丁でカットしてみた。
小さなひと切れを2人で ふーふー 言いながら食べてみた。
サクッとしたパイの土手、中から出てくるリンゴの汁、妹は、その後も「ひと切れちょうだい。」と言って
とうとう全部食べてしまった。

妹は「これはお姉ちゃんのアップルパイだね。」 と言った。

これが、私のケーキづくりの原点になった。

これが、「お姉ちゃんのアップルパイ」になった。